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物撮り:ケント紙が背景には必要だね~

「物撮り界」入口あたりで挫折気味の爺であります。この記事は、失敗の記録です。
今朝は、気の迷い(≒妄想、錯乱、イイカゲン、うちのいなかでは「口からでまかせ」を「あてずっぽ」ともいうな~)から、ふたつのまちがいをしたです。都合の悪いことをすぐ忘れることができるのも爺の特性でありまして、失敗談を記録することで次の失敗を防げるという、高等な考え(=あてにならない。どこに記録したかわからなくなる。記録したことを忘れる。記録を二度と見ない)であります。

紗幕つかうとどうだ~

園芸用の紗幕(遮光ネット)を、(1)照明光を弱めるため、(2)多少なりとも面光源になるようにと使っております。これを敷物(≒背景紙代わり)にしたらどうかと思って使ってみました。

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1:無反射ガラス上、2:紗幕を前面に、3:紗幕を後方に半分、4:紗幕を背景紙に全面

そもそも、なんでそんなことを考えたかというと、撮影台、無反射ガラス、ケント紙の大きさが異なるので、サイドに置くレフ版などの扱いが煩わしいのであります。サイズをそろえよう、と。

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先頭画像1部分、無反射ガラスと背景の境目。右側は画像処理し強調表示
上の画像は、先頭画像1の部分です。無反射ガラスの奥側の辺が見えています。あとで消すのは面倒だと…。無反射ガラスの映り込みも気になるのです[写真下]。
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先頭画像1の部分、しっぽ部分

で、周囲を見たら紗幕があるではありませぬか。ということで試してみたのが先頭画像4です。

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先頭画像4の部分、足の間
紗幕は白いところまではOKですが、繊維の密度がまだら模様ということで、写真の性格上ピントが合えばそれは「写る」ということであります。あ~つかえない、ピントがある場面では…。

ケント紙の巻き方向に直交して切ると…(泣)

紙には「縦目」「横目」など目があることは印刷の仕事も多少関係してたりしますので、ある程度分かります。

全判ケント紙(788x1091mm)は短い辺を軸にして巻いてあります。短い辺が先に表示してありますので「縦目」(T目)の紙です。

このケント紙を切るのにあたり、縦か横かということであります。ちなみに、背景紙につかうとき、時計の3~6時のところがきれいにカーブしないとNGなわけであります。現在は、全判を縦長に使い問題ありません。縦目で縦長に使い、横から見ると長辺の適当なところが3~6時のカーブになる、状態です。

貧乏というのは様々な節約誘惑にでくわします。無反射ガラスおよそ500mmでありまして、これに合う大きさで、背景から底面までカーブを描いても足りる長さ、を測りました。700mmで足りるのがわかり、「縦目」「横目」のことがぶっ飛んでいきました。「全判から2枚のサイズ調整したケント紙を得ることができる」という誘惑であります。で、切りました(できあがり寸、788x545mm)。セットしました。

しかし、結果はNGでした。サイドが丸まったり、3~6時のカーブがぎこちないのです。カーブのきついところでシワが寄りやすい、ということでもありました。失敗したのは小さいものを撮る時用にとりあえず保管(≒「忘却」とも)することにしました。

ちなみに、現在使っているケント紙は、近くのDIY店で求めた「ゆき」という名前がついているものです。

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KENT、color151、ゆき、全判、T目

全判サイズから「目」に沿って幅500mm(縦長に)に切ると、残りはほぼ使えない紙となります。しかし、まあ、なんというか、失敗に懲りて、考えを改め、改心し、そうするほかないのかと。