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日南町から鳥銀(鳥取銀行)が無くなる?!

爺は、鳥取県日南町長のFB投稿を見て、ぶったまげました。なんと、鳥取銀行が生山支店を根雨支店(日野町)に店舗統合するというのです。支店名は根雨支店内に生山支店として残り、ATMは日南町内に残るそうですけどね…。

町長の立場は明確で「日南町長増原聡は鳥取県内の東証一部上場会社と勝ち目のない、そして得る物のない喧嘩をしようと思います。相手は、県内の地銀である鳥取銀行です。」というものです。

「得る物のない喧嘩」というのは控えめなご発言と拝見しました。事実を公表したことがとっても素晴らしいと思います。そして、日南町民や日南町出身者の多くは、その事実を知った、またはこれから知るということで、他者に多くのものを得させたということではないでしょうか。

 日南町の今後の対応策
 1.鳥取銀行預け入れ金の全額回収(一般、特別会計基金
 2.日南病院の鳥取銀行指定金融機関の変更
 3.日南町役場・病院・日南福祉会等職員の給与振込先の鳥銀 からの変更依頼
 4.業界等支払先の鳥銀からの変更依頼
 5.町内個人の役場支払口座の鳥銀からの変更依頼
 6.広報誌等での鳥銀支店閉鎖のお知らせと相談窓口の開設
 7.関係団体、在町金融機関との意見交換 
 8.「生山支店」の名称変更の要望   等

今後の対応もキッパリしたものです。中山間地の日南町の生活を守る決意が見えます。
爺は思います。「勝つ必要はない」と。勝つということは、一方で負ける側を作ることでもあります。そういう意味では町長が「勝ち目のない」と言う必要もなかろうかと…。

町が中山間地であっても、支店が成り立つ経済になれば、黙っていても再開になるのだろうと。その意味では、中山間地の経済再興を実現することが、鳥銀がくれた強烈な刺激への「恩返し」にもなるのではないでしょうか。勝ち負けより「恩返し」するくらいの気持ちでね…。
相談窓口も設置される意向のようですので、より良い町民のアイデアなどが出てくるのではないでしょうか。
日南町長ガンバレ!