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台風20号顛末。停電の後始末が今のところ一番気分が悪い

8月23日夕方から日付が変わって少しの時間まで台風20号は結構な雨風でした。今回は、近隣で堤防決壊、浸水被害なども無いようで、7月豪雨の再現とならなかったのは幸いでした。もっとも、紀伊半島、四国など大雨のところもあり、それなりに大きな影響があった台風でありました。

少し、周辺の顛末をまとめておこうと思います。

用水路

雨の時は用水の樋門管理が重要です。本来、水利委員が行う仕事ですが、用水として使っている水田農家が管理しているという現実があります。その手伝いを爺はしているようなことなのですが、いうなら闇のお手伝い…。放置したらアチコチ冠水することになりかねません。

昨夕、上流が水量を絞っているためか、長連寺樋の水位が下がっていました。台風で雨が宅地、道路などから流れ込むのを予防的に対策することを考えたのだろうと思います。一見、水位は下がっているので樋門調節は不要にも思えますが、この時点まで水田に供給する水が足りず、数日間樋門を完全下ろしておりました。樋門を下ろしたまま、大雨になって水位が上がり、公園や道路に浸水・冠水となっては何のための水の管理かわかりません、ということで樋門調節が必要になるのでありました。

昨夕は水田農家の息子さんが樋門を開けに行く途中でした。水位が極端に下がっていたので、調節不要なような発言でしたので、なぜ水位が下がっているのか、樋門を実際見て操作すること、引き上げたゴミが雨・風などで散乱しないようまとめて置くこと、状況を撮影しておくこと、などをお伝えしました。

避難場所

今回「ふれあいセンター」が「避難場所」になりました。第一報を防災士の方から連絡受けして、折り返し同センターに確認の電話を入れました。

確認できたことを、電子町内会に投稿し、SMS、LINE、Twitterなどで拡散していただけるよう周囲にお願いしました。町内会長などにも連絡。

その後、町内のおよそ東半分のうち平屋のお宅、独居のお宅などを訪問し、口コミで「避難場所」がふれあいセンターであることをお伝えしました。直接連絡がつかなかったお宅に関しては、隣近所に連絡・見守りなどをお願いし、それなりに対応していただいており、地域の連携があることが心強く感じました。

ふれあいセンターが今回「避難場所」になった経過など、課題も見えますが、冷房がある施設が「避難場所」となったことが概ね好感をもって受け止められたのではないでしょうか。結果的に同センターへ大挙して避難するほどの状況にならなかったようすでしたが、どのお宅がどういう避難の考えをもっているのか、ある程度知ることもでき、今後に生かせるポイントが見つかった気がします。

停電

タイのみなさんが住んでいるお宅が停電でした。町内見回りの最終段階で、買い物に出かける二人のタイの方が、電気が無い、というようなことで爺に言うのです。最初、停電とは思いませんでした…。

停電の時、どうするか、ぶっつけ本番のトレーニングみたいなものです。タイの人が自分で解決方向を見つけることができるよう援助しました。

まず、自分宅だけか、周囲の家も停電か確認する、ということで隣家の様子を確認に行ってもらいました。北隣は玄関灯がついており、通電。南隣は暗い、ということで玄関ベルを押して、家人に尋ねるという作業になりました。南隣も通電していることを確認。

南隣の人が二人して、タイのお宅のブレーカーなどを確認・リセットなど操作しましたが、通電しません。この段階でタイの方だけではどうにもなりそうにない状況、ということで大家を呼ぼうということで南隣の人が電話してくれました。まもなく駆けつけていただきましたが、結果復旧せず。

ここで、中国電力の方にお願いしようということになり、町内の方経由でお願いしました。3人来てくださいました。ありがとうございます。イロイロ調べていただいて、電気の契約が無い、というのが肝でした。

中電コールセンターに電話し、事情を話し、通電してもらうことで整理ができました。現場には中国電力の3名の方がおられたので、無事電気をつけていただくことができました。20時前だったでしょうか、ヤレヤレです。町内の4名、中国電力3名、タイのみなさんのところへ、雇用の会社1名も来ていました。

でしめくくりの話になりかけますが、どうも流れが整いません。午後5時半過ぎから約2時間半、さまざまなことがあったのですが、会社としてどうまとめるか翌日午前にお話を伺うことにして、その夜はオシマイになりました。

朝から、家にいるんですけど、来訪はおろか電話もメールもありません。なんらかの事情があるのかもしれませんが、とりあえずの連絡はいただきたいもので、爺を半日張りつけ状態にしておいて、不義理な会社の態度だと見えてきます。

さて、このあとどうなるのでしょう。