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カメラマンのマナー:おの恋おどり(2017年8月20日、小野まつり)

「オフィシャル」「PRESS」「チーム付き」といえども

20日、「おの恋おどり」見物と写真撮影に行ってきました。爺が見ていた時間帯では、「PRESS」腕章巻いてパレード先頭に長くご滞在のチームがふたつばかりありました。

「PRESS」というからには、そのレベルに達した撮影者であってほしい、と爺は思うのです。

他者・他社への配慮もあってこその「PRESS」腕章着用者

チームから依頼されたりして先頭張り付きのカメラマンがいます。まあ、依頼された立場もあるでしょうけどね、他者、とりわけ、同じようにカメラを向けているカメラマンの存在に気づいてほしいと思うのです。撮影行動を見ていると、純粋な「PRESS」ということではないのかな~と想像します。

爺が思うに、なんらかの優先的「権利」「資格」があるとしても、それは、他への配慮や、カメラマンとしてのマナーもあってこそのこと、と思うのです。まあ、カメラがせめぎ合っていて喧嘩状態、体力勝負のような撮影ならともかく、チーム・パレード演舞の先頭で背を向け、撮り放題状態の姿を見せつけられると、爺は気分が良くありません。観覧者、カメラマン、演舞者など皆が楽しめる状態を作り出す心がけということなんでしょうけどね。

新聞系などであれば、当然にして同業者もいるわけで、先着者の邪魔になってないか確認します。他社・他者の撮影チャンスを邪魔しないよう、背後にも配慮するのだろうと思います。

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↑あるチームの開始のころの絵
↓あるチームの終わりに近いころの絵
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このチームを撮影したカメラマンの場合、多くの時間は道路中央の白線上で背を向け、こちらに近づいておいででございました。爺はなんかの演出か冗談かと思いました。そのうち、この強烈な違和感は、ある種の「絵」になるかもしれんな~と思ってシャッタを切ったです。動画撮影ということなんでしょうかね、多くの時間先頭貼り付けで撮るというのはね…。

まあ、その分、他のカメラマンからすると絵的にはヨロシクナイ状態なわけで、他者・他社からの写真は少な目になるのだろうと思います。

撮影終わったら、横へ移動してほしい

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↑とあるチームの演舞
↓とあるチームをずっと撮影しておいでだった「PRESS」腕章
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この撮影者もほとんどの時間帯、中央で背を向け撮っておられましたね。ま、お立場もあるんでしょうけど、先に挙げた例と共に、今回拝見したパレード会場では、二大コマッタチャンのひとつでした(爺基準による)。
後退しながらの撮影がいよいよ、一般撮影エリアに近づくと、そのままターンし爺たちに近づきながらハケていかれるのです。そこまで撮影の「障害物」になるのかよ~と思いました。歩道に向かってサッとハケてくれれば、一般撮影エリアのカメオさん(爺を含む)の撮影チャンスも多少は確保できたかもしれないのに、ご自身が「撮る」「撮らなければ」ということが最優先であったのでしょうね。このカメラマン、ある程度人生経験もおありかと拝見しました。これまでずっとこのスタイルでやってこられたのだろうな~と想像します。爺にはこのようなスタイルを貫けるという鋼のような根性はありませぬ。

主催者が撮影基準をシッカリ示してこそ

「おの恋おどり」大池メインステージでは、最前列に「脚立を利用した撮影」を禁ずる旨の表示がありました。見たところ、これに背いた状態で撮影している人はいないみたいでした。
市民広場メインステージでは、特段の撮影注意は見受けられませんでした。最前列のカメオさんのV用三脚の高さもおよそ座った状態くらいで、これなら上出来と思いました。

パレード会場には、進行方向には撮影ゾーンが設けられています。進んでくる演舞者のイキイキとした表情を真正面からとらえることができる位置です。

設定された撮影ゾーンで待っても、パレード演舞が近づききらないで終了というのが結構ありました。残念。せっかく撮影ゾーンを設けるのなら、合理的な位置に設置してほしいなとも思います。撮影ゾーン→横断歩道→演舞者、という位置関係ではどうしても横断者が撮影に影響しますしねぇ~。警備員二人では十分にはコントロールしにくいでしょうね。一曲踊り止め、ではなくパレード会場踊り抜け、というようなことになってくれると、撮影ゾーンも意味がUPしそうだと爺は妄想します。


「チーム付撮影者」のうちわずかなんでしょうが「撮影態度」「マナー」が気になります。ほとんどの時間を先頭中央で背を向け撮りっぱなし、というのは一般撮影ゾーンでチャンスを待つ身からすると、いかにもと思います。主催者側で、なんらかのガイドラインを公表してもらいたいと思います。もちろん、そういった撮影者と一般撮影者が共存し、背反しなくても済むようにに…。要は、ともにお祭りを楽しめる妥協点を見つけてほしい、と思うのです。
ガイドライン」が公表されればそれを見て、撮影に行くもいかないもカメラマンの勝手、ということであります。「撮るのが面倒な場所」「オフィシャルが邪魔になって撮りにくい場所」ということが事前にわかれば、そこで撮らなければよいだけのことでもあります。