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野党は共闘の姿を国民にしっかり見せてほしい

12月9日、「市民連合」のよびかけにこたえ、民進党共産党自由党社民党の野党4党が意見交換会に参加しました。

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市民連合からつぎの衆議院選挙にで政策合意を実現してほしいと具体的な提示

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概ね前進方向か、4野党の「政策合意」の方向性…

調べた時点で、社民党公式サイトには情報がありませんでしたので、同党FBから、他の党は公式サイト内からの情報をピックアップします。

野田佳彦幹事長は冒頭のあいさつで、「前回再開した市民連合の皆さんと野党各党との意見交換会では活発なご意見を頂戴した。今日はその2回目ということで、具体的な政策のご提案を頂戴できると聞いている。結論を出す場ではないと思うが、しっかりとその声を受け止めて検討させていただく。解散があるのかないのか分からないが、しっかり常在戦場であるという前提に立って、市民と野党との連携を加速度的に深めていかなければならないと思っている。実りある意見交換会となることを期待したい」などと述べた。(略)終了後、福山哲郎幹事長代理が記者団に報告。「安倍政権でアベノミクスが失敗に終わっているなかで、しっかりと立憲政治と民主主義の回復を求め、国民に対して安倍政治に代わる別の選択肢を提示して安倍政権の暴走を止め、政治を転換する戦いをともに進めていくよう強く望むという形での現状認識の披瀝(ひれき)があつた」と述べた。:出典・4野党が「市民連合」から「実現を目指す政策案」の提示受け意見交換会

民進党・野田幹事長の「市民と野党との連携を加速度的に深めていかなければならない」との発言は重要に思います。ひとつは「加速度的」の部分です。新潟知事選での同党の立ち位置からすると、大きな前進方向を述べているのではないかと見えます。いまひとつは、「市民と野党」ということを強調している点で、「野党間」との言い方にはなっていないことです。「政党間での政策の協議にも反映し、さらには政党側からこれに対する一定の方向性を確認したうえで、新年の年初に市民連合と4党の意見交換会をあらためて開くことになったと説明した。」(同)はおそらく福山幹事長代理の発言と思われます。野田幹事長が「政党間での政策の協議」ということであればよりよかったのかな、と爺には思えました。野田幹事長の話のままだと、常に「市民」をブリッジにしなくては先に進まない可能性も垣間見えるという爺の感想です。

共産党赤旗」記事(政策合意へ協議加速/4野党、市民連合の提起受け」が伝えるように、〝(略)各党が党内で検討したうえで、政党間で政策合意に向けた協議を加速することを確認しました。(略)民進党野田佳彦幹事長は、市民連合の提起に「すべて共感できる」と発言。「市民と野党との連携を加速度的に深めていかなければいけないと思っている」と語りました。〟の通りで会ってほしいな~と願っています。

自由党サイト記事によると、〝玉城デニー幹事長は「市民連合と野党4党のめざす政策提言はほとんど同じで、大筋で合意が出来ているものばかりなので、来るべき次期の衆議院選挙にみんなで力を合わせて闘いたい」と熱く語った。〟(出典:自由党公式サイト記事としていて、前進方向で「力を合わせる」立場が読み取れます。

社民党FBでは、〝市民と野党の共通政策づくりを早急に進めていくことが確認された。又市幹事長は「市民が求める政策を4野党の共通政策にして連携を深めたい」と応じた。〟(出典:社民党FBタイムライン)と、4党間の共通政策を前進させたい方向を又市幹事長が明らかにしてます。

安倍自民党はあせっているのかも。野党は本気で共闘を!

安倍政権は、けっこう焦っているのではないかと爺は思っています。経済政策、金融政策などうまくいっているようにはみえません。アレコレ言いつのる国会答弁での首相のすがたを見ても、庶民の実感とは開きを感じる、というのが率直な感想です。
外交で点数を稼ぎ(?)、解散総選挙に突入したいんでしょうかね…。

市民連合が提案した政策で各党間では、ほとんど異論がない状態のように見えます。この際、安倍自公政権とその補完勢力(維新)にはおひきとりいただく仕掛けを国民に見えるようにしてもらいたいと念願・切望しているところです。