ニャウの踊り手(死者の化身)
↑ザンビア、1989年収集(画像は部分)
爺、真っ赤に塗った顔というか頭部というか、これに中学生の頃の記憶が重なりました。
10月8日、国立民俗学博物館に行ってきました。「見世物大博覧会」が目的だったんですけど、常設展にもはいれるチケットだったので、3回目の「みんぱくウォーク」を楽しみました。
「みんぱくウォーク」は爺が勝手にそう呼んでいるだけなんですけどネ。常設展を見て歩くと、歩行距離が5kmを超えると、最初に同館を訪れたとき教えていただいた…。
鳥取県の山中にある中学校で美術の課題だったと思います。課題自体を理解してなかった…若かりし砌の爺でありました。
転校してすぐだったのを覚えています。授業自体は、顔とか頭部の明暗を、グラデーションではなく、いくつかの面とみなしそれぞれ1色を塗る、全体としてはグラーデーションがついているように遠方からは見える…そういうようなことだったのかと思います。物の見方を整理するとともに、デザイン的な角度からも生徒の感性を育もうという狙いだったかな…と今になっては思います。
ところが、爺、今回の画像と同じように、真っ赤に塗って提出したのです。先生からは課題を理解していない、ということでありました…。その頃のココロのありようが、この「死者の化身」と似たようなことになっていたのかな…と、それこそ今になって思います…。50年ほど前の出来事でありました…。