シリアル関数を使う
昨日、地域でお手伝いしているPCでExcelのおはなしをしました。特に、日付処理に関して、年月日が見かけであること、日付処理にはシリアル値を使うこと、の2点が結果的に理解の早道であることをお伝えしました。
年月日の曜日を求める
シリアル値をLOOKUP関数で照合し、その月の1日の曜日を求める、というよくある作業です。また、その月の第一回目の水曜日は何日、とかありがちな作業を図にしてみました。
日本的に日曜始まりということで、B列12行の曜日を現わす数字に「1」をセットし、以下土曜までlookup関数用の表を作りました。
シリアル値から曜日を指す関数は数字を返すので、数字と曜日の参照表が必要なわけです。
下の図は、G列2行に入っている式です。
日付処理で今回使った関数
- 日付はシリアル値を基準にする
- 日付表示はセル書式で実現する
- 日付関数を使って、第1回目の〇〇曜日、月初日の曜日、月末日、月末日の曜日などを求める
というようなことで、今回は作業しました。
使った関数は次の通りです。
- DATE()
- WEEKDAY()
- LOOKUP()
- EOMONTH()
なお、今回の作業では、値が無い場合のブランク処理をはじめ、2016年4月31日、2016年5月0日など実在しない日付の処理はしていません。ちなみに、2016年5月0日は、おそらく2016年4月30日として処理されるものと想像します…はい。