「TPP大筋合意」の虚構
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爺は、食糧主権ということを国家の大切な要素と考えています。自国民の胃袋を可能な限り自前で賄うというのが国の普通の姿だと思うのです。
TPP交渉は、5日「大筋合意」と発表されました。しかし、協定書ができたわけでもありません。米国自体が批准できるかどうかさえ怪しいと伝えられるしまつです。
米国議会がTPA(オバマ大統領への交渉権限付与)の承認にあたり、TPPで米国が獲得すべき条件が明記されたが、通商政策を統括する上院財政委員会のハッチ委員長(共和党)がTPP合意は「残念ながら痛ましいほど不十分だ」と表明し、このままでは議会承認が難しいことを示唆している。ハッチ氏は巨大製薬会社などから巨額の献金を受けている。
カナダでは新政権がTPPに反対する可能性が指摘され、豪州、ニュージーランドにも不満が残っているといわれ、各国とも、このままで批准される見込みは高くないと思われる。米国からは、議会承認のための追加要求が出される可能性もある。
このような中で、日本政府だけが前のめりに、米国の追加要求に応えつつ、批准に向けた国内手続きを急ぐのは愚かである。農業関係者なども、もう決まってしまったからと、あきらめモードに入るべきではない。
TPPは、農業以外にも多くの分野に影響を及ぼします。安倍自公政権の暴走を許してはおけませんね。