「妻と罰」土屋賢二著
「妻と罰 (文春文庫)」という本があって、これは「妻とボス」いや「罪とバス」、もとへ、「罪と罰」から土屋氏が着想を得たものと爺は妄想しています。
- 作者: 土屋賢二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: 文庫
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- 体重が減る
- 食べたいものはいくら食べてもよい
- 運動しなくてよい
この3つがダイエットのキー、とりわけストレスをためないためにたいせつなのだとのご主張。いかがです?
著者曰く「このうち2つが達成できれば、三分の二は成功している…」として2、3を達成するだけで満足するのがストレスをためないダイエットなのだ…と。うむ、普段爺がこねくり回すへ理屈や妄想より上を行っている。
そして、「そもそも、食べたいのは身体が要求している証拠」(p.68)と断じている。
ここで、爺は疑問が湧いた。
蚊には蚊の適正体重
小見出しは、土屋氏の言説だ…。これに疑問があるのだ…。
先だって、奥さんが教えてくれた世にも不思議なニュースがあるです。
見慣れない形の虫が唐紙にとまっているのだが、自分の体重を支えることができずズリ下がるのだ、と。羽根があるのだが重たくて飛べず、苦しんでいる様子だと。
腹のあたりがぷくりとふくれ赤い…。
よくよく見ると、それは、血をたんまり吸った、まさに満腹状態の蚊だった、と奥さんの証言です。
当日、家の中にいたのは、東京から来ていた二女とその息子が日常と違うヒトサマ、あとは爺と奥さんの計4人でした。だれも、蚊に噛まれて痒いとかいうことはありませんでした。猫でも蚊に噛まれたんだろうかと思うのですが、どうもそんな感じでもありません。蚊の場所とネコの行動範囲、重ならない…。
飛べない蚊って…
土屋氏の本を読んで奥さんのありがたい実況レポートを思い出したのでありました。ちょっと想像してみてください。血を吸いすぎ体重が増えすぎて飛べない蚊のスガタ…。
ある意味幸せな光景ではありませぬか。これ以上、血を吸う悪行を重ねずとも十分というか十二分な量を体に貯え、さらに、発見されても、叩かれることもなく…。
奥さまいわく「叩いてつぶしたら、唐紙が真っ赤になる」と。蚊に刺されていないので怒りが無いという、慈悲溢れる余裕と同時に、家財の汚れを気にする細やかな気遣い…ありがたいことです。
いえ、この蚊を何かに例えているわけではありませぬ…。