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安保法制:共産党と立正佼成会、そして創価学会

9月2日、参議院安保特で日本共産党の仁比議員が、ふたつめの自衛隊内部文書を示し、問題点を指摘し、安保法案の廃案を迫った。
共産党による、自衛隊内部文書の公表は、8月11日につづいて今国会2回目です。

内部資料と日本共産党 :大門参議院議員FB

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上のFBは、大門安議員議員(共産)のものです。「…(略)…わが党が内部資料を入手するルートは二つ。一つは議員、スタッフの努力で探しあてる。二つめはわが党を信頼しての内部告発です。つまり努力と信頼の結果、内部資料を使った迫力ある質問ができるのです。
あ、三つめがありました。役所のポカです。
何年か前、防衛省が外務省にファックスするのを、間違えて共産党の事務所にファックスしてしまったことがありました。日本の防衛省は敵と味方の区別がつかないんだとおもいました。」などが情報源になるのだそうです。

自衛隊統幕長が米に辺野古「約束」 知事就任直後、機密資料で判明 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

「琉球新報」では、辺野古基地移転問題にも着目し "…(略)…「普天間移設反対派の知事が就任したが、辺野古への移設問題は政治レベルの議論であるので方針に変更はないとの認識である。安倍政権は強力に推進するであろう」と述べ、米側に日本の辺野古移設推進堅持の方針を伝えていたことが明らかになった。新基地建設反対を訴え当選した翁長雄志知事が昨年12月10日に就任してから、わずか数日後に自衛隊トップが辺野古移設を米側に「約束」していた格好…(略)…」と共産党が昨日国会で追及した統合幕僚監部文書を報じています。

統幕長、米に昨年末「安保法案夏までに成立」 共産追及:朝日新聞デジタル

「朝日」は、次のように報じています。

…(略)…同党の仁比聡平氏が示した文書によると、昨年12月17~18日に河野氏が米国防総省で米軍幹部らと会談。河野氏は米陸軍参謀総長との会談で「(12月)14日に衆院選があり、与党が圧勝した」と説明。新しい日米ガイドライン(日米防衛協力のための指針)や安保法制の進み具合を問われ、河野氏は「与党の勝利により来年夏までには終了するものと考えている」とも述べたという。
また河野氏は米国防副長官との会談で、日本の防衛予算は「今後も増える傾向にある」と語った。新型輸送機オスプレイ導入への国民感情については「不安全性をあおるのは一部の活動家だけだ」とも述べたという。…(略)…

毎日:安保関連法案:昨年末に成立約束か  特別委で野党追及

…(略)…資料は昨年12月17、18両日に行われた河野氏と米軍幹部との会談の「結果概要」。17日のオディエルノ米陸軍参謀総長との会談で、河野氏は安保法制整備について「(衆院選での)与党の勝利により、来年夏までに終了すると考えている」と述べた。安倍晋三首相は今年4月の米議会演説で「夏までの成立」を表明したが、河野氏は首相表明より約4カ月前の段階で米側に伝えていたことになる。仁比氏は「法案の具体的検討も与党協議もされていない時点。勝手に認識を示したのか」と批判した。…(略)…

立正佼成会

「安保法制」に関連し、9月2日、立正佼成会が声明文を出しています。
声明文 すべてのいのちを守るために 「安全保障関連法案」への重大な危惧 - 立正佼成会

現在、「安全保障関連法案」が参議院で審議されていることを受け、立正佼成会は9月2日、同法案の廃案を求める声明文『すべてのいのちを守るために「安全保障関連法案」への重大な危惧』を本会ウェブサイト上などで発表しました。
本会は昨年3月10日、自衛隊が地域紛争や国家間の戦争などに直接関与し、武力を行使せざるを得ない危険性が生じることに懸念を示した『日本国憲法の解釈変更による集団的自衛権の行使容認に対する見解』を発表。また同年7月1日には、日本国憲法第九条の解釈を変更した閣議決定に対し、『閣議決定「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」に対する緊急声明』を発表、政府の方針に反対の姿勢を表明しました。…(略)…

立場は明確で「絶対非戦の誓い」であり"…(略)…平和は平和な心からしか生まれません。私たちは平和を人任せにせず、共に生きるすべてのいのちを守るために、これまで以上に人と人、諸宗教・諸文化間の対話と協力に基づく平和創造を推進することを強く決意するとともに、重大な危険をはらむ「安全保障関連法案」の廃案を求めます。"と結んでいます。

創価学会の平和主義

8月30日、国会を取り囲む12万人の戦争法案廃案を求める人たちの中に、創価学会有志の方たちもおられました。

創価学会内部には、第二次大戦中に弾圧された同会の歴史を踏まえ、「平和」を強く望む人たちも依然として結構いるのではと想像します。

↓追記

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