pagetaka

写真、PC、ネット、岡山、旅の話題をお届けします

山口二郎、東京新聞「本音のコラム」で、劣化した政治家はもっとぼろを出す、と

ネット上に、本日付の東京新聞「本音のコラム」掲載「永田町の野蛮人」と題した法政大学教授・山口二郎氏の一文がありました(ご本人のブログにはまだUPされてないみたいでした)。

同コラムの最後に「国会会期を大幅に延長したことで、劣化した政治家はもっとぼろを出すことだろう。楽しみだ。」と結んでいるのが印象に残りました。

これは、沖縄二紙をつぶせなどの発言に付和雷同した自民党議員、「小人閑居して不善をなす」(本音のコラム)自民党議員への批判です。

「与党の政治家をしてここまでいら立たせ、本性を明らかにさせたのは、この間の世論の動きであり、市民の力である」とその背景を説明し、冒頭の結論「もっとぼろを出す」と言ってのけているわけです。

国会大幅会期延長

多数党の横暴を制限するために会期制、一事不再議などの会議原則がとられているのだろうと思います。にもかかわらず、戦後最長の会期延長…もってのほかです。

大幅会期延長、これが議会で法案を通過させたい与党にとって一面有利なことである、というのは、そうなんでしょうね。

衆議院で三分の二を超える数がある与党が、本来の会期内に成立させることができなかった、という現実があります。これを多くの国民が見ていると思うのです。
何か、コワイとかオカシイとかいうような感覚的なものから、段々と、安保法制の論建もおかしい、立法根拠も説明できない、はたまた法制局長官経験者・憲法学者などからも国会で違憲の疑いを指摘される安倍自公政権の安保法制は、イケンではないのかと。少なくとも、説明が足りないとか、今国会での通過は拙速ではないのか、というのが、世論調査などからも見えてきた…。

そして、延長国会の長さが、山口二郎氏の言をして「永田町の野蛮人」がぼろを出すことだろうと…。

かつて、岸内閣は、安保改定を自然成立で国会通過させ、あげくに退陣した…。

これから先、大学などが夏休み…ということになるのかな…。若者、学生などの動きもイロイロ伝わってきます。

さて…。