人間の目は便利です。沈む夕日を見るとおよそオレンジに感じますし、手前もそれなりに見えます。
ところが、デジカメはなかなかそうはいきません。
手前の暗いところを見えるようにすると太陽は白くなります。太陽をオレンジにすると手前は真っ暗に…。
そこで、最近ではHDR合成などということがデジカメ内でもできるようになっているのもあります。photoshopにもその機能はあります。
で、あえてそれを使わず、古っぽいやり方で画像合成をしました。
↑これが合成の結果物です。先頭の画像との違いが判るでしょうか。太陽あたりの空のオレンジをおよそそのままにして、手前の芝生のところがわずかに明るい…という状態に調整しています。先頭の画像でOK、というかたもおられるでしょうね。
↓乗算71%のレイヤーを画面上部だけ作成。
↑jpgで掲載すると透明が反映されず白っぽくなりますがお許しを。
↓その下に入れたレイヤーは少し明るめにして手前がある程度分かるように調整。
レイヤーを重ねたものを保存すると上から2枚目のようなことに…。
やり方は色々あります。また、画像の好みも千差万別です。ご自身にあった方法と結果を得られるよう、photoshopの便利な機能を使えたら、楽ですね…。