稲作をしているのは西ノ島一軒、知夫里島無し、というのが実情だそうです。中ノ島(海士町)はまだ稲作を頑張っているとも教えていただきました。
西ノ島では、道路沿いの便利なところでわずかに1軒が稲作をしておられる、とのことでした。知夫里島では、昭和52年に時間雨量110ミリを記録する激甚災害があり、その災害で水田などがダメになり、無くなっていったそうです。
知夫里村では、来居港から峠を越え、駐在さんのあたりまで来ると、「ひょっと昔水田だったのかな~」と思える土地もありました。「保育所のあたりも水田だった」と教えていただきました。
もしやと思って、「地神」「五角石柱」「社日」などのことをお尋ねしましたが、西ノ島、知夫里島とも出会った方からは、それらしい話はありませんでした。
ガソリンもずいぶん高い島です。せめてお米は、と思ったのですが、それぞれの村で自給できる体制はなく、これもずいぶん高いのだそうです。