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カメラマンのマナー:三脚で場所取り、植栽を踏みつけ

16日、柳川に行きました。
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同日は、雅楽が生で奏でられる船を先頭に、女児がどんこ舟に乗ってパレード、花嫁船もありました。
遊歩道を歩いていると、現地の方と思しき男性がおられましたのでお話を少しうかがいました。

今年は、カメラマンが昨年より少ない、とのことでした。でも、にぎやかなお祭りがあり、春の訪れを実感されているようで、目を細めておいででした。

三脚で場所取り

上の写真では、機の右側に見える三脚の上にカメラが載っているようです。他のところでは、三脚だけを置いて、場所取りに使っているのが透けて見える様子がいくつもあり、ちょっと嫌気がさしました。いつからカメラマンのマナーはこんなに悪いんでしょうね…。

テレビ局のビデオ用カメラあたりがこのような「場所取り」を常態化させる一因になっているんではないかと思います。本職用Vの三脚は大きいですし、プロですから仕事として必要な絵は是が非でも撮って帰らないといけませんしね。ただ、爺はこのようなプロの所作にもあまり良い印象を持っていません…。で、それを一般のカメラマンも真似し、場所取りに便利だと…。情けないことです。

撮るのが一人であれば、同時に2台のカメラを操作するというのは、リモート・シャッタとかセンサ・シャッタでも使わない限りできないことでもあります。ならば、せめて、三脚の上にカメラを乗っけといて頂戴、と思うのは爺だけでしょうかね…。

植栽踏みつけ

あと気になったのは、遊歩道と水路の間にある植栽に無関心で、植栽に入って枝を折ってしまったり、芽の出だした草花などを踏みつけていたことです。

また、一脚、三脚、カメラバッグなどを草花の上に置いたりする自称「カメラマン」も目につきました。

結構な年齢の方に多いのですね。戦後の混乱・激動期をたくましく生き抜いてきた方々と思しき面々でした。

遅れてきて他人のフレームに割り込む

とある腕章を巻いておられる方でしたが、おひな様水上パレードとともに近づき、割り込んだかと思うとシャッタを切り始め、良い場面がすんだら、また次へ~と移動しておられました。

爺の師匠は、「他のカメラマンのフレームに割り込まない」(後からきて人の前に入らない)、「(新聞写真など職業上の要請など)どうしてもの時は断りをして短時間で」、「断りなく前に入ったら後ろから蹴られても文句は言えない」(実際には蹴らないでね)などという、厳しいルールを教えてくれました。爺は、新聞用の写真を撮ってた時期がありましたので、教えから外れないよう、それなりに気を遣いました。

最前列にいて、急に立ち上がって撮るカメラマンもいますね。これも、逆の立場になればよくわかることなのにと思うのですが、夢中にさせる何かがあるのでしょうね。

爺の近くで、FUJIのGA645を使っておられる方が「カメラマンって、本当におまつりを楽しんでないですよね」「コンテスト応募をやめ、やっと楽しめるようになりました」と言っておられたのが印象に残りました。