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windows8.1:デフォルトプログラムの覇権争い?Acrobat とAcrobat Reader

Windows8.1(64)を使っています。おそらく他のWindowsPCでも似たようなことではないかと思いつつ、AcrobatとAcrobatReaderのデフォルト争いというか、そういったものを記事にします。

PCにあるのは、Adobe Acrobat X Pro と Adobe Reader XI

まず、二つの違いをおさらいします。

  • Adobe Reader XI:PDFを閲覧するのに特化したソフトで、Adobeが無料で配布しています。最新バージョンです。
  • Adobe Acrobat X Pro:PDFの閲覧はもちろん、PDFを作成するなど関連の作業を行います。有料です。ひとつ前のバージョンです。

発生した問題点:Adobe Reader XI をインストールしたら、こちらがデフォルトになった

用事があってAdobe Reader XI をインストールしました。この結果、PDFを閲覧できるソフトは、Adobe Reader XI と Adobe Acrobat X Pro の2種類になりました。
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PDFをクリックすると Adobe Reader XI が立ち上がるようになりました。TAKAの場合、多くはこれでは作業ができず不都合なため、Adobe Acrobat X Pro がデフォルトで立ち上がってほしいのです。

デフォルトのソフトをAdobe Acrobat X Proに変更しても、Adobe Reader XI が立ち上がる

それで、ファイルと対応するソフトの関係を変更しました。
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上のような感じに、作業しました。
ところが、デスクトップ上のAdobe Acrobat X Proのアイコンで表示されたPDFをクリックして立ち上げると、思ったようにならないのです。
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Adobe Reader XI が立ち上がり、選択肢というか、拒絶できないのであります…。はて?

Adobe Acrobat X Pro の中で設定を変更して完了

PDFと関係づけたソフトの変更は、今回、Adobe Acrobat X Pro で行い、やっと思ったような設定になりました。

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編集→環境設定→一般→デフォルトのPDFハンドラーを選択→Adobe Acrobat X Pro→適用
以上のような手順です。

一般的には、アイコン表示の関連でデフォルトとなるソフトは設定変更が可能なのですが、このPDFの扱いをめぐるAcrobat内での覇権争いというか、既定ソフト争いは、劣勢なAdobe Acrobat X Pro のなかに解決法があるという、意外なことでした。なお、同様の設定はAdobe Reader XIにもありましたが、Adobe Acrobat X Proが選択肢としては表示されませんでした。セキュリティとか新機能、Readerからネット経由でPDFサービスの実施、などAdobeが目論む流れとの関係もありそうです。

あまり、話題になることもなさそうなトピックでしたが、仕事でPDFを使おうとなると、それなりに奥の深い、PDFとAcrobatの関係でもあります。

では・では~