半田山植物園(岡山市北区)で5日に撮りました。山頂付近です。
上の写真、実は細工をしてあります。地面近くと最も明るい葉の部分の明暗差が激しいため、一度の露出では、目に見えたようなデジタル画像になりません。
今回は、「乗算」という方法を使いました。
普通に撮った結果物はこの下の画像です(上部分のみ)。
モミジのもっとも明るい部分の「赤」の具合が異なるのが一番わかりやすい違いでしょうか。
この下の画像は、濃くするために使った「乗算」処理するための画像です。
下から上に向かってグラデーション的に濃くなっています。普通に2枚を重ねると、何も変わりませんが、レイヤーのプロパティを「乗算」にすると、一番上のようになります。また、「焼き込み」にしたものが下の画像です。
他にも、HDR、焼き込みツール、などさまざまな方法がありますネ。
撮った写真、一発ですべての表現が狙い通りにできていればまさに「写真」なのですが…現実はやはり限界があります。白黒写真でも、焼き込みしたり、覆い焼きしたり、ぼかしたり、印画紙を斜めにして露光したり、さまざまな技法が使われていました。どこまでの、どんな修正がこのデジタルの時代になって「許される」のか、様々な議論があります。さて、みなさんはいかがでしょう…。
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