ネズミにやられた東京電力、原子力発電所、人の知恵、技術者の誇り。いかにもという福島原発の電源が落ちた事件の原因「ネズミ」でした。
人の知恵が自然界というか、「下等動物」にやられた。人は得意なことで失敗するといわれます。
電気供給のことにかけてはこれ以上の存在はないのかと思われるほどの巨人「東電」が、いとも容易くネズミに…。最悪を想定して準備するという、えらくコストがかかるシステム・原発が…。2年前の教訓は生きていたのか。
得意なことは点検が甘くなったり、成功体験は正常なチェック機能を麻痺させたり、得意なことは接触・関係数が多くなり自然と分母が大きくなるので、失敗機会が増大する、と見ることもできそうです。
爺もできるだけ失敗の無いよう、失敗しても小さな段階で収束できるよう心がけているのですが、なかなか思うようにいかないのであります。
画像は山陽新聞から。