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HTMLだけではパワー不足。あなたの情報発信再点検

以下は、爺の妄想です。

ホームページ作成の基本言語「HTML」の話題です。これぬきに「サイト」「HP」は存在しにくいとも言えるコンピュータ言語「HTML」です。しかし、「裸の王様」のようで、王様だけでは厳しいデジタル社会の荒波に抗えない状況です。

年配層のなかで「ホームページ作れるよ」「HPやってるよ」という声を聞くと、「ホームページビルダ」(以下、HB)をつかっていることがよくあります。聞けば、2000年ころにブームになったとか、その影響を受けた人に教えてもらった、割りと簡単で情報発信に手軽、などということのようです。これはこれで歓迎すべきことで功績も大きいのですが、敢えてヒトコト、時代は移った。

HTMLは、担当者都合で更新スピードが左右される。あなたまかせになりやすい

誤解を恐れずに言うと、HTMLは、手元のPCとサイトにUPしている内容とがおよそ一致しています。HP用にPCが必要で、他のPCで代用しにくい性格があります。HTMLをある程度理解した人でないと使えません。
原稿が主役のはずなのに、挿入する絵、添え写真、文字の色・大きさなど「草食」いや、「装飾」が主になってしまうという本末転倒な例もたまにあります。また、他業務と兼任しているなどそれでなくても忙しいHTMLを扱える技術者はついついHP更新が遅れる、というパターンも…。なにせ、更新してないからと苦情が飛び込んでくるのはほとんどなく、上層部がサイトを見てないのは先刻ご承知、となれば、人間、作業の優先順位を調整(?)するのも見通せます。

CSSを使って、装飾を、構造やデータから分離するのが第一の段階

HBがHPを普及させた功績は大きいものの、一方で手軽さが本来伝えるべき「内容」を「装飾」でグチャグチャにしてしまう使い方を当たり前にしてしまった、とも言えます。2000年前後、CSSというものが十分理解されず普及していなかった、使えるほどに規格が整理されてなかった、HTMLより少し面倒、というようなことが、ある意味災いとして現在まで大きな傷跡になっていると言えます。

CSSは、文字を中心としたサイトの「内容」を、文字の大きさ・色など「装飾」から解き放ち、HTMLそのものを身軽で動きやすいものにし、かつ、「裸の王様」にしない、一番の忠臣です。もしかしたら「王妃」と呼んだ方が良いかもしれません。CSSはもちろん、外部ファイルとして使わないと、これも不十分と指摘されかねません。

HTMLも、文書構造にtableタグを使わない努力、H1など見出しタグを正しく使う、秩序ある使い方の先に、本来パワーを発揮できる性格があることを知る必要もあります。そして、HTMLはバージョンが4から5へと、あなたの知らないうちにどんどん移行している…。

XML的構造を備え、RSSを発信できているか

RSSはfeedとかAtomとかさまざまな呼ばれ方をします。サイトの情報をXML言語的に抽出・再構成した文字データです。二次利用がしやすく、Aサイトに、Bサイトの更新情報を自動表示するとか、関心あるサイトを定期的にチェックする導線(≒ニュース・リーダ)として広く使われています。

このRSS発信の構造・機能を備えているかどうかが、情報伝達のパワーを大きく左右します。HTMLだけではRSSを備えにくい…。

個別記事は、定まったURLでたどり着けるか。サイト更新で記事URLが変わるとリンク・引用しても…

気に入った記事がサイト上にあると、twitterなどでリツイート、HPにリンク付きで引用紹介する、ということがあります。ここで、1週間後にサイト更新が行われ、トップページに表示されていた記事が、別ページに移動しURLが変わってしまったらどうなるでしょう…。そうです、リンク切れという、あまりありがたくないことになります。つまり、他人からは利用しにくい、引用しにくいサイトということになります。

はたまた、サイトの文書構造が定まっておらず、特定の記事に対してピンポイントでリンクできない、焦点ボケのリンクだけ、というのもいかにももったいないと見えます。一貫した個別記事へのピンポイントのリンクが大切です。

双方向性が担保されているか

blogなどではあたりまえのコメント機能ですが、HTMLだけのサイトで、これを実現しようというのは、ちょっと無理。ITからICTへと時代が移り、間の「C」がコミュニケーションを指すというのは、およその方が想像つくほど、ネット世界での双方向性の担保は、当たり前の時代になってきたと言えます。

HTML手作りサイトから、システム、サービスをつかってでも情報そのものをPUTする

HTMLは手作り、割りと簡易、ということで味わいもあり、爺も嫌いではありません。しかし、それだけでは時代にそぐわない、と見えます。若い世代は、コミュニケーションにHTMLを使っているようには見えません。facebook/twitterなどSNSの世界で煩雑におこなっています。用意されたシステムやサービスをつかうことで実現しています。双方向性を担保し情報をネット世界にPUTできる、ということでしょう。
twitter/facebookを、blogなどのストック系メディアの導線に使うため自動連携を設定する、というのもシステム、サービスをつかって情報発信力を高めるひとつの方法です。

さて、あなたの携わるサイト、いかがな状況でしょう

なかなか更新が進まないサイトには、ここまでに書いたことで、一つ以上の原因が思い当たることと思います。サイトが無いことと比べればとりあえずHTMLだけでもあれば、それなりに意味はあります。その点は正しく評価しないといけませぬ。しかし、時代は移っている…と。
もっとも、「ホームページなんかいらん」「直に顔をあわせてコミュニケーションするのがすべて」という場合は、どうしようもないのですけど…。