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中央日報:習近平総書記が尖閣超強硬策を主導

尖閣問題が日中の関係を冷え込ませていますが、中国は習総書記がそれを主導しているというようなことだと、「中央日報」(韓国)は、米国の中国語ニュースサイト「多維」の記事を紹介しています。

習近平総書記が尖閣超強硬策を主導 2013年01月14日09時41分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

中国共産党習近平総書記が尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる日本との紛争で超強硬策を主導していると、米国の中国語ニュースサイト多維が13日報じた。

これによると、昨年9月に日本が尖閣国有化を宣言すると、習総書記は政府関連部門を総括して指揮する「釣魚島緊急対策チーム」を構成し、チーム長を引き受けた。習総書記は昨年11月に党総書記と党中央軍事委委員長に選出された後にもチーム長を維持している。

対策チームには、尖閣管轄のすべての軍部隊と外交・情報・国家安全省および海洋局傘下海洋監視チームの核心関係者が参加し、尖閣関連のすべての政策を決めている。

対策チームは10日、軍輸送機「Y8」の東中国海(東シナ海)石油およびガス田上空巡回査察はもちろん、初めて軍用機約10機の尖閣付近の日本防空識別圏(JADIZ)進入を認めた。その後、日本航空自衛隊がF15機を出撃させると、対策チームは直ちに中国の主力戦闘機「殲10」2機の発進を命令し、両国航空機が対峙する状況を演出した。対策チームは昨年9月以降、中国海洋監視船が尖閣付近の海域を21回も進入することを認めている。また昨年12月13日には自国航空機の尖閣領空進入を認めた。

多維は、習総書記が最悪の場合、日本との局地戦も辞さないという強硬立場を守っている、と伝えた。実際、習総書記は昨年12月10日、広東省を巡視しながら、東中国海防御を担当する広東軍区司令部を訪れ、「いつでも戦争ができなければならず、その戦争は必ず勝たなければならない」と強調した。

中国軍事評論家の王新氏は「習総書記の釣魚島戦略は胡錦濤江沢民とは全く違う超強硬策であり、戦争も辞さないという確固たる意志が込められていて、今年、釣魚島をめぐる日中間の緊張が高まるしかない」と分析した。>> 記事掲載WEBサイトの頁へ

この中でも「多維は、習総書記が最悪の場合、日本との局地戦も辞さないという強硬立場を守っている、と伝えた。」としている部分は、注目しておく必要がありそうです。もちろん、日本側は安倍首相ということになるでしょうし、首相が右翼的思想の持ち主で、中国に対し強硬な姿勢をもっていることも、周知の事実です。武力行使ということにならないよう、自制的な行動と、理性的な対話、知性的な解決策、両国民が融和できる方策を見つけてほしいものです。

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