大飯原発立地を揺るがしかねない活断層の存在について、検証・論議されているけど、原子力規制委員会サイトには「地すべり」もNGだ、というような記載があるというのを取り上げたサイトに、ネット徘徊してまして出くわしました。
そこで、さっそくに原子力規制委員会の該当ページを見ると…。
原子力規制委員会 >> 設計・建設段階の安全規制 安全審査
原子力の立地地点はひとことでいえば・・・
- 地震、風、津波、地滑りなどにより大きな事故が発生しないと考えられるところ。
- 原子力発電所と公衆の居住する区域との間に適切な距離が確保されているところ
へぇ~ということで探した人の努力、もともとこういうことを的確に書いていた規制委員会に拍手であります。
大飯原発は、地層のずれ・断層があることは事実として確認できているのだろうと。また、これが地すべりなのか活断層なのか専門家の意見が分かれている、というのが到達点みたいです。でも、原子力規制委員会サイトを根拠にすると、地すべりか活断層かはともかく、地すべりがある地域である、つまり、規制委員会の立地適地として大飯は該当しなさそうだと…、どうもそういう感じに爺には見えるです。さて、原子力ムラの住人、次はどのような「理由」を見つけて原子力発電の「適地」を説明するのでしょうか…。
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